『桜色の風が咲く』@<松本准平>監督
11月
1日
関西の町で教師の夫や3人の息子とともに暮らす「令子」でしたが、幼少時に失明した末子の「智」は家族の愛情に包まれて天真爛漫に育ち、東京の盲学校で高校生活を送りますが、18歳の時に聴力も失ってしまいます。
暗闇と無音の世界で孤独にさいなまれる「智」に希望を与えたのは、「令子」が彼との日常から考案した新しいコミュニケーション手段「指点字」でした。母子は勇気を持ってひとつずつ困難を乗り越え、人生の可能性を切り拓いていきます。
<小雪>が母「令子」役で、『信さん・炭坑町のセレナーデ』(2010年11月27日公開・監督:平山秀幸 )以来12年ぶりに映画主演を務め、『朝が来る』(2020年・監督:河瀬直美)の<田中偉登>が青年期の「智」を演じています。監督は、『パーフェクト・レボリューション』の<松本准平>が務めています。