初入荷<サンマ>1匹で1万3200円@東京・豊洲市場
7月
15日
サンマ漁は例年7月から始まりますが、近年は不漁が深刻化しています。例年より遅れた昨年よりは約1カ月早かったですが、極端な不漁のため入荷はわずか10匹のみでした。貴重品のため卸値は、同市場では過去最高値の1キロ当たり12万円、1匹当たり1万3200円が付いています。
入荷したサンマは、北海道東部の近海で操業を始めた小型船が14日、今シーズン初めて水揚げした24匹(2.5キロ)の一部で、釧路市の魚市場で初競りにかけられた後、航空便で出荷されたもので、1匹110グラム前後でした。
初水揚げの量としても過去に例がないくらい少なかったため、産地価格が高騰。豊洲でも、過去最高値だった2020年(1キロ当たり10万円、1匹1万2500円)を上回っています。