『戦争と女の顔』@<カンテミール・バラーゴフ>監督
7月
11日
第2次世界大戦に女性兵士として従軍した「イーヤ」は、終戦直後の1945年、荒廃したレニングラード (現サンクトペテルブルク)の街の病院で、PTSDを抱えながら看護師として働いていました。しかし、ある日、PTSDによる発作のせいで面倒をみていた子どもを死なせてしまいます。
そこに子どもの母親で戦友でもある「マーシャ」が戦地から帰還。彼女もまた、「イーヤ」と同じように心に大きな傷を抱えていました。心身ともにボロボロになった2人の元女性兵士は、なんとか自分たちの生活を再建しようとし、そのための道のりの先に希望を見いだそうとします。
監督は、巨匠<アレクサンドル・ソクーロフ>の下で映画制作を学んだ新鋭<カンテミール・バラーゴフ>が務めています。主演はともに新人の<ビクトリア・ミロシニチェンコ>と<バシリサ・ペレリギナ>が演じています。