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『戦争と女の顔』@<カンテミール・バラーゴフ>監督

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『戦争と女の顔』@<カンテミー...
ベラルーシのノーベル賞作家<スベトラーナ・アレクシエービッチ>によるノンフィクション『戦争は女の顔をしていない』を原案に、第2次世界大戦後のソ連(現ロシア)で生きる2人の女性の運命を描き、第72回カンヌ国際映画祭ある視点部門で監督賞と国際批評家連盟賞を受賞した2019年ロシア製作の『原題:Dylda』が、邦題『戦争と女の顔』として2022年7月15日より公開されます。

第2次世界大戦に女性兵士として従軍した「イーヤ」は、終戦直後の1945年、荒廃したレニングラード (現サンクトペテルブルク)の街の病院で、PTSDを抱えながら看護師として働いていました。しかし、ある日、PTSDによる発作のせいで面倒をみていた子どもを死なせてしまいます。

そこに子どもの母親で戦友でもある「マーシャ」が戦地から帰還。彼女もまた、「イーヤ」と同じように心に大きな傷を抱えていました。心身ともにボロボロになった2人の元女性兵士は、なんとか自分たちの生活を再建しようとし、そのための道のりの先に希望を見いだそうとします。

監督は、巨匠<アレクサンドル・ソクーロフ>の下で映画制作を学んだ新鋭<カンテミール・バラーゴフ>が務めています。主演はともに新人の<ビクトリア・ミロシニチェンコ>と<バシリサ・ペレリギナ>が演じています。
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