日経平均株価(6月23日)@終値2万6171円25銭
6月
23日
世界経済の減速への懸念から自動車や機械など景気敏感株の一部が売られています。主力値がさ株や内需関連を中心に買いが入り、上げ幅は200円を超え「2万6401円97銭」を付ける場面がありましたが、積極的に買いを入れる材料はありませんでした。
前日の米株式相場は、3指数とも下落しています。米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル議長>は同日の米議会での証言で、積極的な金融引き締めを続ける姿勢を示しています。欧米の中央銀行を中心に世界的な金融引き締めが世界景気の減速につながるとの懸念は根強く、東京市場でも鉄鋼や非鉄、機械などに売りが出ました。
日経平均は小安く始まった後、上昇に転じています。経済活動の再開に伴う需要回復への期待から内需関連の上昇が目立ちましたが、売り方の買い戻しが中心で、買い一巡後は次第に伸び悩み、再び下げに転じています。
終値は小幅に反発し、前日比21円70銭(0.08%)高の2万6171円25銭で取引を終えています。