ダウ平均株価(6月21日)@終値3万0530ドル25セント
6月
22日
先週末にかけて大きく下落した反動で、自律反発を見込んだ買いが先行しました。急落していたビットコインなど暗号資産(仮想通貨)が、18日に節目の2万ドルを割り込んで急落した後、再び2万1000ドル近辺に値を戻しているのも投資家心理を支え、下げの大きかったハイテクや消費関連株を中心に上昇しています。
先週のダウ平均は米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げが続くとの警戒感から週間で1504ドル(4.8%)安と今年最大の下落率となっています。「売られすぎ」とみなされ、投資家が買い戻しや押し目買いに動いたようです。
午後に買いの勢いが強まり、ダウ平均は上げ幅を765ドルまで広げる場面があり、取引時間中の最高値「3万0653ドル98セント」を付けています。
終値は3連休日前の17日に比べ641ドル47セント(2.1%)高の3万0530ドル25セントで取引を終え、終値で3万ドル台を回復したのは(6月15日)以来でした。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前営業日と比べて270.952ポイント(2.5%)高の1万1069.302で終えています。