『東京2020オリンピックSIDE:B』@<河瀬直美>監督
6月
20日
新型コロナウイルス感染症の世界的パンデミックにより、近代オリンピック史上初の開催延期となりました東京2020オリンピック競技会は、当初より1年遅れた2021年7月23日、いまだ収まらないコロナ禍、史上初の無観客開催、関係者の相次ぐ辞任など、さまざまな問題や課題を抱え、賛否が渦巻くなかで開幕しました。
17日間でオリンピック史上最多となる33競技339種目が行われました。公式ドキュメンタリー映画は、そんな異例づくしとなった大会と、開催に至るまでの750日、5000時間に及ぶ日々をつぶさに記録し、「SIDE:A」「SIDE:B」の2部作で公開されています。
表舞台に立つアスリートを中心とした「SIDE:A」に対する本作は、大会関係者や一般市民、ボランティア、医療従事者などの非アスリートの人々にスポットを当てた。大会がスタートしてもなお、さまざまな課題に直面し、休むことのないバックステージの様子を映し出し、困難なミッションに取り組む人々の姿を描いています。総監督として世界的にも知られる<河瀬直美>が務めています。