『ドンバス』@<セルゲイ・ロズニツァ>監督
5月
16日
2014年からウクライナ東部ドンバス地方で起こっている「分離派」(ロシアの支援を受けているとされる勢力)とウクライナ軍の軍事衝突を背景に、ノボロシア(ロシアと国境を接する、親ロシア派の住民が多いウクライナ東部の地域)の政治や社会を、風刺を交えながら描いたドイツ・ウクライナ・フランス・オランダ・ルーマニア・ポーランド合作作品です。
ロシアとウクライナをめぐる歴史的なしがらみや、無法地帯で横行するフェイクニュースや暴力、公権力による汚職などの様子を映し出しています。
2018年・第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門で監督賞を受賞した作品です。