10日、北海道大学の<小林快次>教授らの研究グループは北海道中川町にある約8300万年前(白亜紀後期)の地層から発見された恐竜の化石について、大きな爪が特徴のテリジノサウルス科の新種「パラリテリジノサウルス・ジャポニクス」と判明したと発表しています。 論文は英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載されています。 <小林快次>教授らによりますと、化石は約10センチの指先の骨など5点で2000年に発見されていました。テリジノサウルスの仲間とみられていましたが、詳しく分析した結果、指の突起などの特徴が見つかりテリジノサウルス科の新種と分かったといいます。