2日、歌舞伎俳優の<十一代目市川海老蔵>が東京・歌舞伎座明治にて、名優<九代目市川團十郎>と<五代目尾上菊五郎>をたたえる吉例興行で、3年ぶりに復活した「團菊祭五月大歌舞伎」(27日千秋楽)で『暫』の「鎌倉権五郎景政」を演じています。同劇場に出演するのは昨年7月以来、10か月ぶりになります。
『暫(しばらく)』は成田屋に伝わる歌舞伎十八番の一つで、昨年の東京オリンピック(五輪)開会式で一部披露され話題になった荒事の代表的演目です。
年内に<一三代目市川團十郎白猿>襲名を控える<市川海老蔵>は三升の家紋が染め抜かれた素襖を身にまとい、「しばらく」の掛け声と共に花道から登場。つらねと呼ばれる花道での長ぜりふで「久方ぶりの歌舞伎座」「オリンピックの開会式より1年ぶりのこのこしらえ」「筋を通すはおやじ譲り」などアドリブも交えて観客を沸かせていました。
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