<豊臣秀吉>「黄金の茶室」復元@佐賀県立名護屋城博物館
4月
10日
黄金の茶室は広さ3畳で、壁や天井などに約11センチ四方の金箔が約1万6500枚が貼られています。毛織物の畳表や絹織物の障子は鮮やかな赤色。組み立て式で移動もでき、復元費用は約3600万円でした。
<豊臣秀吉>の「黄金の茶室」は、1586年に京都御所で開かれた茶会などで使われたとされています。朝鮮出兵の際には、拠点となった名護屋城に運び込まれ、大名や商人、海外使節らを招いて茶会が開かれたといいます。
当時の様子を記した博多の豪商<神屋宗湛>の『宗湛日記』を基に、佐賀県が文化財修復業者に依頼し、豪華な造りを再現しました。