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- ダウ平均株価(4月7日)@終値3万4583ドル57セント
7日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3日続落して始まり、午前には一時305ドル安となり「3万4190ドル95セント」まで下げています。
朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が前週から減少し、市場予想も下回っています。労働市場の引き締まりが改めて意識され、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めを警戒した売りが出ています。
米連邦準備理事会(FRB)が近く保有資産を圧縮する「量的引き締め(QT)」に着手します。量的緩和が演出した極端な「カネ余り」は終幕に向かいます。前回の(QT)は短期金利の急騰を招き、金融政策の正常化は頓挫しました。当時の2倍近いペースでマネーを引き揚げるだけに、金融市場が再び混乱するリスクの懸念は残ります。
終値は、3営業日ぶりに反発し、前日比87ドル06セント(0.25%)高の3万4583ドル57セントで取引を終えています。売り一巡後は下げ渋る展開。業績が景気に左右されにくいディフェンシブ株を中心に買われ、午後に上げに転じ取引時間中の高値「3万4705ドル83セント」まで値を上げています。
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