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- ダウ平均株価(2月7日)@終値3万5091ドル13セント
7日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価はもみ合いで始まり、乱高下の値動きとなっています。終値は、前週末比1ドル39セント(0.004%)安の3万5091ドル13セントで取引を終えています。
4日発表の米雇用統計を受けて米連邦準備理事会(FRB)が政策金利の引き上げペースを早めるとの観測が浮上し、米2年債利回りは一時およそ(1.3%)、10年債利回りは(1.9%)とそれぞれ約2年ぶりの水準に上昇(価格は下落)。相場の不安定化に警戒が広がったインフレ加速や米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めへの警戒は強く、積極的に上値を追う動きは見られません。
決算については、金曜日までの時点でS&P500企業のうち278社が発表しており、78.4%が予想を上回る利益を発表しています。前週3日に発表したネット通販のアマゾン・ドット・コムの決算が好感され、ハイテク株への買いが続いています。メタ・プラットフォームズ(旧:フェイスブック)は失望的な決算で時価総額を2000億ドル失ったものの、ダウ平均の構成銘柄ではスマートフォンのアップル、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムに買いが入っています。
新型コロナウイルスの新規感染者数が大きく減少しており、経済活動の正常化の恩恵を受けやすい銘柄を中心に買いがはいりました。経済活動の再開が追い風になる銘柄が買われており、航空機のボーイングや娯楽・映画のウォルト・ディズニーが上昇。ダウ平均の構成銘柄以外では空運やクルーズ船、カジノ株などがに集まっています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前週末比82.339ポイント(0.6%)安の1万4015.668で取引を終えています。
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