『死刑にいたる病』@<白石和彌>監督
12月
24日
本作は、理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る「雅也」(岡田健史)の元にある日届いた1通の手紙から始まる、驚愕のサイコサスペンスです。
その手紙は世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人「榛村」(阿部サダヲ)からのものでした。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた「榛村」は、犯行を行っていた当時、「雅也」の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった「雅也」もよくそこに通っていました。
「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。「榛村」の願いを聞き入れ、「雅也」は事件を独自に調べ始めます。そこには想像を超える残酷な事件の真相がありました。