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- ダウ平均株価(12月1日)@終値3万4022ドル04セント
1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、終値は、前日比461ドル68セント(81.34)安の3万4022ドル04セントで取引を終えています。
前日に大幅安となった反動で午前に一時520ドル高まで上昇しましたが、午後に入って急速に伸び悩みました。米国で新型コロナウイルスの「変異株(オミクロン)」の初の感染者が確認され、感染拡大を警戒した売りが出ています。
朝方は買い先行で始まりました。前日に「652ドル22セント」下げた反動で自律反発狙いの買いが入いました。前日は米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル>議長がテーパリング(量的緩和の縮小)の加速を示唆したことが売りを誘いましたが、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を確認したいとして一段と売り込む動きは限られました。
反発から続落へと流れが変わったのは午後からです。<バイデン>米政権の首席医療顧問を務める<ファウチ>国立アレルギー感染症研究所長が、「変異株(オミクロン)」の感染者が米国西部カリフォルニア州で初めて確認されたと明らかにしました。
感染拡大を警戒した売りが出て、ダウ平均は急速に値を下げました。米疾病対策センター(CDC)が1日、米国に入国する航空客への水際対策の強化を表明し、行動制限が強まるとの懸念も売りを誘いました。
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