経営危機に陥っている中国不動産開発大手、「中国恒大集団」の創業者である<許家印>氏が26日までに、保有する同社株の9%相当を26億8000万香港ドル(約390億円)で売却していることが、香港証券取引所への提出資料の内容として報じられています。
「恒大集団」は6日が期日だった子会社のドル建て社債の利息8250万ドル(約94億円)が未払いとなっており、猶予が切れる来月6日までに払えなければデフォルト(債務不履行)となります。
<許家印>氏は調達資金をこの利払いなどに充てる見込みです。<許家印>氏の持ち株比率は67.9%に下がっています。
中国当局は<許家印>氏に対し、私財を提供して社債の利払いや、中断している住宅工事の再開などに取り組むよう求めたとされています。
<許家印>氏は香港の豪邸2軒を担保に資金を捻出したほか、美術品なども売りに出したと伝えられています。
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