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- ダウ平均株価(11月23日)@終値3万5813ドル80セント
23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸で始まり、終値は前日比194ドル55セント(0.55%)高の3万5813ドル80セントで取引を終えています。
米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル>議長の再任見通しを受けて米長期金利が一段と上昇し、金融株が買われています。半面、金利上昇で相対的な割高感が強まる高PER(株価収益率)のハイテク株は売られ、相場の重荷となりました。
長期金利は朝方に前日比(0.04%)高い(1.66%)と1カ月ぶりの水準に上昇する場面がありました。利回りは中・短期債以上に上がっており、銀行の貸し出し利ざやが改善するとの見通しにつながっています。JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど金融株に買いが入っています。
<バイデン>米政権が23日、「戦略石油備蓄(SPR)」すると発表しました。備蓄放出でガソリン高に歯止めがかかり、米景気を支えるとの見方も投資家心理の支えとなっていますが、足元で買われていたスポーツ用品のナイキなど消費関連株も売りに押されています。
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