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現代美術館「M+」開館@香港

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現代美術館「M+」開館@香港
香港で12日、アジア最大級の現代美術館「M+」が開館しましたが、反体制派アーティスト、<艾未未(アイ・ウェイウェイ)>氏が北京の天安門広場などで中指を立てた一連の作品は展示されず、影響力の強い親中派が国安法の適用範囲の拡大を求めており、当局による検閲で香港における表現の自由が失われつつあることが浮き彫りになっています。

「M+」はビクトリア・ハーバー沿いの文化地区に位置し、広さは6万5000平方メートル。33の展示室があり、アジア各地の1950年代以降の絵画や写真、建築などおよそ8000点が収蔵されています。英国のテート・モダンや米ニューヨーク近代美術館などに匹敵する美術館を目指し開設されました。

しかし、コレクションの一部である<艾未未>氏の「中指シリーズ」は展示されていません。このシリーズで<艾未未>氏は、米国のホワイト・ハウスやドイツの国会議事堂、天安門広場など世界各地で中指を立てた写真を撮っています。

文化地区の責任者、<唐英年>氏は11日の記者会見で「芸術的表現が法を超越するわけではない」とし「中指を立てた写真は展示しないが、他の艾未未氏の作品は展示する」とし、天安門広場で中指を立てた写真が検閲されたことや、「M+」が警察の治安部門による審査を受け入れたことを認め、香港国家安全維持法(国安法)に反した作品は「法に従って対応する」としています。

中指シリーズを含む多数の作品を「M+」に寄贈したスイスの美術収集家<ウリ・シグ>氏はこれを受け「中国社会の大部分と特に香港社会の一部は、現代美術とは何かということについて、われわれと理解が異なる」と公開書簡で批判しています。
#ブログ #国安法 #建築 #美術館 #香港

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