ダウ平均株価(8月30日)@終値3万5399ドル84セント
8月
31日
景気敏感株の一角に目先の利益を確定する目的の売りが優勢でした。米長期金利の低下を受けて金融株が売られた一方、ダウ平均株価は上昇する場面もありました。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなど高PER(株価収益率)の主力ハイテク株は買われ、指数を下支えしています。
その中でもアップル が力強い動きをしており、指数をサポートしています。衛星通信機能が搭載されるとも言われている「アイフォーン13」の発売の期待が高く、株価は一時「153.49」ドルまで上昇し最高値を更新。時価総額も2.5兆ドルを超えています。
債券市場では、長期金利が前週末比(0.04%)低い〈価格は高い〉(1.27%)まで低下する場面がありました。利ざや悪化の警戒から金融株の下げが目立っています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前週末比136.389ポイント高い1万5265.890と続伸し、連日で過去最高値を更新しています。またS&P500種も19.42ポイント高い4528.79でした。