＜山中竹春＞当選＠横浜市長選挙
8月
23日
横浜市会議員西区選出の＜菅義偉＞首相にとって、側近で自身が支援した前国家公安委員長の＜小此木八郎＞氏（５６）が野党系候補に敗れたことは、衆院選を前に打撃となりそうです。
過去最多の８人が争った選挙戦で、＜林文子＞市長（７５）が進めてきたカジノを含む統合型リゾート（ＩＲ）誘致をめぐって論戦が交わされ、＜山中竹春＞氏ら６人の新人が反対や取りやめを訴えました。また、＜菅義偉＞首相が＜小此木八郎＞氏の支援に動いたことで、感染拡大に歯止めがかからない新型コロナウイルスへの対応を含めた政権運営の是非も争点に浮上しました。
＜山中竹春＞氏は、立民の推薦に加え、共産、社民両党の支援を得た「カジノ反対の野党統一候補」として選挙戦に臨みました。データ分析の専門家としてコロナ対策に取り組んできた経歴もアピール。政権批判票を幅広く取り込んでいます。
＜小此木八郎＞氏は「（ＩＲ）取りやめ」を明言。自民党の大半の市議と公明党から実質的な支援を受けましたが、衆院議員として所属した自民党は、市議会で＜林文子＞市長と二人三脚で（ＩＲ）誘致を進めてきた経緯があり、取りやめ方針への理解が浸透しませんでした。＜林文子＞氏は地元経済界と一部の自民市議の支援を得て、３期１２年の実績を訴えましたが及びませんでした。
知名度が高い元長野県知事の＜田中康夫＞氏（６５）、前神奈川県知事の＜松沢成文＞氏（６３）らもＩＲ反対を主張していましが、支持を伸ばせませんでした。
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