日経平均株価(7月28日)@終値2万7581円66銭
7月
28日
新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感が強く、前日の米国の株式相場が下落した流れを受け、リスク回避姿勢が強まりました。値がさのグロース(成長)株に売りが目立ち、相場を下押しし、下げ幅は500円を超える場面がありました。
五輪開催中の東京都で27日に過去最多となる「2848人」の新型コロナウイルス新規感染者数が確認され、神奈川、埼玉、千葉の3県も緊急事態宣言の要請を検討するとも伝わり、経済活動の正常化が遠のくとの懸念が出てきています。
中国当局がネット企業への統制を強化していることをきっかけに、前日までに上海総合指数などが大幅安となっています。きょうも上海総合指数は軟調に推移しており、中国との関わりが強い銘柄には売りが目立ち、特にソフトバンクグループ(SBG)は343円安の6745円で年初来安値を連日で更新しています。