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- 日経平均株価(7月5日)@終値2万8598円19銭
5日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前週末比185円19銭(0・64%)安の2万8598円219銭で取引を終えています。
新型コロナウイルスの感染拡大への懸念が再び高まり、運用リスクを取りにくい雰囲気でした。外国為替市場で円安・ドル高の動きに一服感が出て、自動車など輸出関連銘柄の一部も売られています。
国内では東京都などで新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増える傾向にある中、東京五輪・パラリンピックの開催を控え、経済活動の正常化が遅れるとの懸念が日本株の上値を抑えています。
4日に投開票された東京都議選で自民・公明が過半数に届かず、政局リスクへの警戒が日本株の買い控えにつながったとの見方もあるようです。
前週末の米株式市場では、6月の雇用統計の発表後に量的金融緩和の縮小観測が高まらず、主要な株価指数がそろって上昇しています。米株の堅調な地合いが続いており、日本株の下値を支えています。ただ、5日の米市場が休場とあって海外投資家の売買が限られ、東証1部の売買代金は概算で1兆7144億円と今年最低となり、2020年12月25日以来の低水準でした。
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