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- ダウ平均株価(7月2日)@終値3万4786ドル35セント
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4日続伸し、前日152ドル82セント(0.44%)高の3万4786ドル35セントと(5月7日)につけた過去最高値「3万4777ドル76セント」を、2カ月ぶりに更新して取引を終えています。
朝方発表の6月の米雇用統計は雇用者数の伸びが市場予想を上回りましたが、米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的金融緩和の縮小)を早めるほどの内容ではないとの見方から米長期金利が低下しています。高PER(株価収益率)銘柄が多いハイテク株を中心に買いが優勢となりました。
雇用統計で景気動向を映す非農業部門雇用者数は前月比85万人増と市場予想(77万人増)を上回っています。一方、失業率は(5.9%)と5月(5.8%)から上昇し、市場予想(5.6%)よりも(0.1%)高い発表でした。経済の正常化に伴い雇用回復は続いていますが、総じて予想の範囲内でした。
金融緩和の早期縮小懸念が和らぎ、長期金利は前日比(0.03%)低い(債券価格は高い)(1.42%)を付けています。長期金利の低下を受け相対的な割高感が薄れたハイテク株が買われています。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比116.949高い1万4639.325と3日ぶりに過去最高値を更新しました。機関投資家が運用指標にするS&P500種株価指数も連日の過去最高値の4352.34で取引を終えています。
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