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- 就業者数が前月比85万人増@6月の雇用統計(米労働省)
米労働省が2日発表した6月の雇用統計(季節調整済み)は、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数が前月比85万人増となっています。感染拡大が本格化した2020年3月以降に失業した約2200万人のうち、7割が復職したことになります。
伸びは2カ月連続で加速し、市場予想(70万人増)を大きく上回りましたが、失業者数は948万人と前の月と比べて増加し、失業率は5.9%と0.1ポイント上昇しています。
新型コロナウイルスのワクチン普及に伴う経済活動の再開で雇用拡大が続いています。今春の伸び鈍化が一時的との見方を裏付ける内容と言えそうです。
連邦準備制度理事会(FRB)は、最近のインフレ加速も踏まえ量的緩和策の縮小に向けた議論を進めることになりそうです。
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