「変異株」(44)の「中和抗体」の作成に成功@富山大学
6月
17日
学術研究部の<仁井見英樹>准教授らの研究グループは、重症から回復した患者の「中和抗体」が多く含まれる血液を使用。「B細胞」と呼ばれる免疫細胞の遺伝子組み換えを行い、特にウイルスの増殖を防ぐ能力に優れた抗体を特定し、「中和抗体」を人工的に作り出しています。
スーパー中和抗体は、新たな「変異株」に効果を発揮するだけでなく、軽症・中症患者に投与することで重症化の抑制を期待できるといいます。
同大は、今回の研究により世界最速レベルで治療用の「中和抗体」を取得する体制を確立できたとしています。