8日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、エネルギー需要回復への楽観的な見方を背景に買われ、反発しています。
米国産標準油種WTIは、前日比0.82ドル(1.18%)高の1バレル=70.05ドルと節目となる70ドルを回復し、2018年10月中旬以来約2年8カ月ぶりの高値で取引を終了しています。また、北海ブレント原油先物の清算値は0.73ドル(1%)高の1バレル=72.22ドルと、2019年5月以来の高値を付けています。
<ブリンケン>米国務長官の発言を受け、イランによる追加供給は早期に実現しないという見方が広がり、米欧で経済活動規制を緩和する動きが広がる中、需要回復への期待が相場を支えました。
<ブリンケン>長官は米上院委員会の公聴会で、イランと米国が核合意に復帰したとしても、「イランが行動を変えない限り、トランプ前政権が導入した制裁を含む数百に上る対イラン制裁は維持される」と明言しています。
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