将棋の第62期王位戦の挑戦者決定戦が24日、大阪市内の関西将棋会館で指され、<豊島将之二冠>(31:竜王・叡王)が<羽生善治九段>(50)に110手で勝ち、<藤井聡太王位>(18:棋聖)への挑戦権を得ています。6月29、30日に名古屋市・名古屋能楽堂で開幕する7番勝負第1局に臨みます。
<豊島将之二冠>は、対藤井戦が6勝1敗。初対戦から6連勝し、7戦目となる1月の朝日杯で初めて敗れています。年度の勝率が4年連続8割を超え、勝率1位賞を獲得する<藤井聡太二冠>が最も負けている棋士です。
<羽生善治九段>は、現在通算獲得タイトルが99期で、100期目への挑戦はかないませんでした。昨秋、獲得タイトルの通算100期をかけ、<豊島将之二冠>に挑んだ竜王戦7盤勝負にて、1勝4敗で屈した雪辱はまたも果たせませんでした。
<藤井聡太二冠>は、6月6日開幕の棋聖戦で<渡辺明三冠>(37:名人・棋王・王将)の挑戦を受け、二つのタイトル防衛戦を並行して戦うことになります。
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