政府・与党は18日、日本に不法滞在する外国人の収容・送還のルールを見直す「入管難民法」改正(改悪)案について、今国会成立を見送る方針を決めています。政府の新型コロナウイルス対応に国民の不満が高まり、<菅>内閣の支持率が落ち込む中、採決を強行するのは得策ではないと判断したようです。衆院議員の任期満了が10月に迫っており、改正案は衆院解散に伴い廃案となる見通しとなっています。
与党としては他の重要法案の審議への影響を回避する狙いもあるようです。ただ、野党の抵抗で改正案の成立断念に追い込まれたことは、<菅義偉>首相にとって痛手になりそうです。
入管施設収容中に死亡したスリランカ人女性<ウィシュマ・サンダマリ>の遺族が求める入管施設の監視カメラ映像の開示など、問題は残っています。
改正(改悪)案は、外国人の収容長期化を回避するため、難民認定手続き中は送還が停止される規定に例外を設け、申請3回目以降は強制送還を可能にすることが柱でした。
立憲はこの例外規定の削除など10項目の修正とともに、監視カメラ映像の即時開示を要求。自民は修正に応じる姿勢を示したものの、映像開示は拒否し、協議が決裂していました。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ
投稿日 2021-05-19 05:22
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2021-05-19 05:43
ワオ!と言っているユーザー