2020年米国の出生数4%減@米国立衛生統計センター
5月
8日
2020年の出生数は約360万人と、1979年以降で最も少なくなっています。2014年に増加に転じて以降、6年連続で減少しています。
2020年の暫定出生数は女性1人当たり1.6人で、人口の維持に必要とされる2.1人を下回っています。(日本:2019年では1.36)
出生数は、すべての人種で減少しています。また、すべての年齢層でも出生数の減少がみられています。特に1985年から2019年にかけて増加傾向にありました40~44歳の女性による出生数は昨年、2%の減少に転じています。
今回のデータが近年の傾向に沿ったものであることから、(NCHS)は新型コロナウイルスの世界的な流行そのものが出生数に影響を与えたかどうかは判断できないとしています。