タイのチュラロンコン大学医学部の医師は20日、中国製薬大手、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が製造した新型コロナウイルスワクチンの投与を受けた人に、体の一部が麻痺する症状が出たことを明らかにしています。 症状が出たのはバンコク近郊の病院で接種を受けた7人で、うち少なくとも6人は女性。接種後、腕や脚などが麻痺したようです。薬物を投与して血栓を除去し、回復したといいます。 タイでは「シノバック・バイオテック」と英製薬大手「アストラゼネカ」のワクチン接種が進んでいるようです。