新型コロナウイルスの「変異株」を巡り国立感染症研究所は9日、国内で主に報告されている英国、南アフリカ、ブラジル由来の3種類とは別のタイプが、関東を中心に3日までに394件、検疫で2件見つかったと明らかにしています。 南アフリカ株やブラジル株と一部共通する変異があるようです。この変異は、再感染のリスクが高まったり、ワクチンの効果が減ったりする恐れが指摘されています。 国立感染症研究所は、「このタイプが主流になっているわけではないとみているが、引き続き実態把握に努める」としています。海外から入ってきたと推測されていますが、詳しい経緯は分かっていません。