『愛と闇の物語』@<ナタリー・ポートマン>監督
2月
15日
イスラエル建国前夜、幼少期の「アモス」が両親とともに過ごしていた英国統治下のエルサレムで体験した日々を描いています。
1945年、英国統治下のエルサレムで父「アリー」、母「ファニア」とともに暮らす少年「アモス」。一家は、ほかの多くのユダヤ人同様に、迫害から逃れるためヨーロッパから移住してきました。
しかし母の「ファニア」は、戦争の恐怖と、その後に続く日々の退屈さによって心に影を落としていました。さまざまな不安や不満が鬱積する中、「ファニア」は持ち前の想像力を生かして冒険物語を創作しては、息子の「アモス」に語って聞かせていました。
そして「アモス」にとっては、母から物語を聞かされたことや詩を詠んでもらったこと、言葉や言語を教えてもらったことが、後の人生に大きな影響を与えていきます。<ナタリー・ポートマン>が母「ファニア」を演じています。