『アリスのままで』@<リチャード・グラッツァー>監督
6月
20日
「アリス」役を演じた<ジュリアン・ムーア>が第87回アカデミー賞で主演女優賞を受賞しています。
ニューヨーク、コロンビア大学で教鞭をとる50歳の言語学者「アリス」は、講義中に言葉が思い出せなくなったり、ジョギング中に自宅までの道がわからなくなるといった事態が続きます。やがて若年性アルツハイマー症と診断され、家族の介護もむなしく、「アリス」の記憶や知識は日々薄れていきます。
そんなある日、「アリス」は記憶が薄れる前に自らパソコンに残したビデオメッセージを発見し、自分が自分でいられるために、画面の中の自分が語ることを実行しようとします。
「アリス」の夫を<アレック・ボールドウィン>、2人の娘を<ケイト・ボスワース>、<クリステン・スチュワート>が演じています。監督は、本人自身もALS(筋委縮性側索硬化症)という難病を抱える<リチャード・グラッツァー>が務めています。