『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』@<アレクシス・ミシャリク>監督
11月
10日
1897年、パリ。詩人で劇作家の「エドモン・ロスタン」は、もう2年近くもスランプ状態に陥っていました。そんな彼のもとに、大物俳優「コンスタン・コクラン」の主演舞台を手がけるチャンスが舞い込みます。しかし決まっているのは『シラノ・ド・ベルジュラック』というタイトルだけで、執筆は一向に進みません。
そんな中、親友「レオ・ヴォルニー」が愛する女性「ジャンヌ」と、「レオ」になり替わって文通することになります。彼女との詩美あふれる手紙のやり取りに刺激され、自身の脚本執筆もついに進み出します。やがて、借金だらけの俳優や気まぐれな女優ら崖っぷちの舞台人たちが劇場ポルト・サン=マルタン座に集い、それぞれの人生を懸けた舞台の稽古が始まります。
「エドモン・ロスタン」に<トマ・ソリベレ>、 「コンスタン・コクラン」に<オリビエ・グルメ>、「レオ・ヴォルニー」に<トム・レーブ>が扮し、監督は、<アレクシス・ミシャリク>が務めています。