『ふゆの獣』@<内田伸輝>監督
6月
25日
「ユカコ」は同じ職場の「シゲヒサ」と付き合っていますが、最近は「シゲヒサ」の浮気を疑っていました。精神的に不安定になり、ある日、駅の地下道で倒れた「ユカコ」は、同僚の「ノボル」に介抱されます。「ノボル」はアルバイトの「サエコ」に恋心を抱き、思いを伝えるのですが、「シゲヒサ」と密会を繰り返している「サエコ」は、「ノボル」を同僚以上に見ることができません。やがて4人はひとつの狭い部屋で顔を合わせることになります。
「ユカコ」に<加藤めぐみ>、「シゲヒサ」に<佐藤博行>、「ノボル」に<高木公介>、「サエコ」に<前川桃子>が扮し、監督は本作が長編2作目となる<内田伸輝>が務めています。
男女4人のむき出しの感情を描き、第11回東京フィルメックスで最優秀作品賞を受賞しています。