「新潮文庫」の仕様
7月
31日
今回、
まずは、「スピン」(紐のしおり)が無くなっています。1933年から終戦直後の物資不測の時代を除き現在まで付いており、この「スピン」があるだけで、「新潮文庫」だとすぐにわかりました。岩波文庫は、1970年に廃止しています。
そして、「新潮文庫」の天(上部)は「天モンカット」として不揃いが特徴的でしたが、きれいに裁断されています。
どちらも「コスト削減」対策だとおもいますが、長年読みなれた体裁だけに、寂しさを感じるのは、私だけでしょうか。