2100年の世界の人口予測は88億人
7月
16日
それによりますと、2100年までに195カ国のうち183カ国で、移民受け入れ拒否などの理由から人口を維持できなくなります。中国は現在の14億人から7億3000万人に減る見通し。これに対しサハラ砂漠以南のアフリカ諸国の人口は現在の3倍の約30億人に増加。うちナイジェリアは8億人近くに達し、世界最大のインド(11億人)に次いで2位となる予想です。
ワシントン大保健指標評価研究所(IHME)は、「この結果は、食料の生産に負荷がかからなくなる上、二酸化炭素排出量が減るため地球環境にとっては良いニュースだ」と指摘。サハラ砂漠以南の経済成長の機会がもたらされる半面、アフリカ以外の国々では労働人口の減少などで経済に打撃を与えると語っています。
また、2017年に6億8100万人だった5歳未満の子供の数は4億100万人に減少。反対に65歳以上の高齢者人口は23億7000万人、80歳以上は8億6600万人にまで膨れ上がる予測です。