『17歳のウィーン フロイト教授人生のレッスン』@<ニコラウス・ライトナー>監督
7月
17日
心理学者「ジークムント・フロイト」教授と若き青年の友情を描いた<ローベルト・ゼーターラー>のベストセラー小説『キオスク』を、『ベルリン・天使の詩』(1987年・監督:ヴィム・ヴェンダース)などで知られ、2019年2月19日に他界した名優<ブルーノ・ガンツ>主演で映画化されました。
1937年、ナチス・ドイツとの併合に揺れる第2次世界大戦前夜のオーストリア。タバコ店の見習いとして働くためウィーンにやってきた17歳の青年「フランツ」は、店の常連である「フロイト」教授と懇意になります。「フランツ」は教授から人生を楽しみ、そして誰かに恋をする勧めを受け、ボヘミア出身の女性に一目ぼれします。「フロイト」は最初の恋の戸惑う「フランツ」から助言を求められ、「フロイト」と「フランツ」は年齢を超えた友情を深めていきますが、時代は国全体を巻き込んだ激動の時を迎えようとしていました。
青年「フランツ」に<ジーモン・モルツェ>、ボヘミア出身の女性「アネシェカ」に<エマ・ドログノバ>、タバコ店の店主に<ヨハネス・クリシュ>が扮し、<ニコラウス・ライトナー>が監督を務め、脚本を<クラウス・リヒター>と<ニコラウス・ライトナー>が担当しています。