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- ファルコン昆虫記(858)【キアシマメヒラタアブ】
咲き出しています花径2センチばかりの「スイカ」の花を撮影しようとしていましたら、ハエ目(双翅目)ハエ亜目(短角亜目)ハナアブ科マメヒラタアブ属の【キアシマメヒラタアブ】が、ホバリングしながら近づいてきましたので、驚かさないように注意を払いながらの撮影です。
花の大きさから比べても判りますように、焦点を合わせにくい体長4ミリ程度の大きさで、全身に光沢があり、名称通り肢は黄色をしています。
和名に「アブ」とありますが、いわゆる 「アブ」 (直縫短角群)の仲間ではなく、ハエ(環縫短角群)の仲間で、マメヒラタアブ属には、似た様な黒くて小さいアブが何種かいます。本来は交尾器を顕微鏡で見ないと種の同定判別は難しい類ですが、肢が黄色ということで同定できました。複眼が離れていますので、メスのようです。
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