ファルコン昆虫記(858)【キアシマメヒラタアブ】
6月
4日
花の大きさから比べても判りますように、焦点を合わせにくい体長4ミリ程度の大きさで、全身に光沢があり、名称通り肢は黄色をしています。
和名に「アブ」とありますが、いわゆる 「アブ」 (直縫短角群)の仲間ではなく、ハエ(環縫短角群)の仲間で、マメヒラタアブ属には、似た様な黒くて小さいアブが何種かいます。本来は交尾器を顕微鏡で見ないと種の同定判別は難しい類ですが、肢が黄色ということで同定できました。複眼が離れていますので、メスのようです。