居酒屋大手の「ワタミ」は27日、2020年3月期の連結業績を発表した。売上高が前期比3.9%減の909億円、純損益は29億4500万円の赤字(前期は13億7300万円の黒字)に転落しています。純損失は3期ぶり。新型コロナウイルスの影響を踏まえ、収益の回復が見込めない居酒屋「和民」などについて、19億2000万円の減損損失を計上しました。
店舗をめぐっては、国内491店のうち、「ミライザカ」や「和民」の直営の65店を7月までに閉店。不採算店の整理を進めることで収益性を改善させ、生き残りを図ります。「ワタミ」は緊急事態宣言の解除を受け、4月13日から休業していた直営約400店の営業を順次再開していますが、「今期の客足は戻って7割程度」(広報担当)と予想しています。
2021年3月期の業績見通しは未定。持ち帰りを中心とした「から揚げの天才」の出店や、弁当を配達する宅食事業に力を入れる方針のようです。
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