木星の「トロヤ群」に彗星「2019 LD2」
5月
23日
この小惑星は昨年6月、ハワイ大が運用する「小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS)」の望遠鏡で発見され、「2019 LD2」と名付けられました。同月中に別の望遠鏡で尾が確認され、今年4月の観測でも尾が観測されています。
観測チームによりますと、小惑星の地下に氷があり、地滑りか別の小惑星との衝突によって露出し、水蒸気などが放出された可能性が考えられています。
あるいは、表面に氷がある小天体が、木星より遠く冷たい所から移動してきたかもしれないといいます。