(IR)米「ラスベガス・サンズ」@日本での事業参入を断念
5月
14日
「ラスベガス・サンズ」は当初、大阪での(IR)参入も目指していましたが、昨年の横浜の(IR)誘致表明を受け、大阪参入を断念しています。米国、マカオ、シンガポールでIRを展開し、日本では1兆円規模の投資を計画していました。
今回、新型コロナで客足が減ったことなどを受け、米国とシンガポールの(IR)を閉鎖。2020年1~3月期決算は売上高が前年同期比51%減の17億8000万ドル(約1905億円)に落ち込み、最終損益は5100万ドルの赤字に転落しています。
また、日本での参入が認められても、付与される事業免許の有効期限が短く、収益性に問題がある点なども断念の理由であると、米ブルームバーグが指摘しています。
(IR)をめぐっては、新型コロナの各国の運営事業者への影響が深刻化しており、主要市場であるマカオ、シンガポール、米国で、相次ぎ施設が閉鎖に追い込まれています。