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- 本日のこの日、350年ぶりに<ガリレオ>裁判の誤りを認める@<ヨハネ・パウロ2世>
1983年5月9日、ローマ教皇<ヨハネ・パウロ2世>(1920年5月18日~2005年4月2日)が、イタリアの物理学者<ガリレオ・ガリレイ>( 1564年2月15日~1642年1月8日)に対する350年前の宗教裁判の誤りを認めました。
<ガリレオ>は天体を観測し「地動説」を唱えましたが、異端審問に掛けられ、教会の教えに反するとして断罪されました。
<ガリレオ>は<コペルニクス>の「地動説」を観測によって実証し、科学革命を代表する人物となりましたが、異端として訴えられ、ローマ教皇庁による宗教裁判が1616年、1636年の二度にわたってひらかれた結果、その学説は異端と判断され、有罪となって終身禁固の罰を言い渡されました。それは科学が宗教によって抑圧された最後のできごととなり、その後次々と新発見が相次ぎ、科学革命が進展することによって西欧における科学の時代が展開する礎となりました。
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