『PARKS パークス』@<瀬田なつき>監督
4月
15日
同公園と吉祥寺の街を舞台に、50年前に作られた曲に込められた恋人たちの記憶が、現代に生きる3人の若者たちの夢につながっていく様子を描いています。井の頭公園の脇にあるアパートでひとり暮らしを送る女子大生「吉永純」の部屋に、見知らぬ女子高生「木下ハル」が突然訪ねてきます。「ハル」は亡き父親について小説を書くため、父親の元恋人である「山口佐知子」(石橋静河)という女性を探しているのだといいます。
「ハル」を手伝うことにした「純」は、「佐知子」の孫「小田倉トキオ」から彼女が既に亡くなったことを知らされます。数日後、「トキオ」が祖母の遺品の中からオープンリールテープを発見し、再生してみると「ハル」の父親たちによるラブソングが収録されていました。感動した「純」たちは、テープが劣化して途中までしか聞くことができないその曲の続きを自分たちで作ろうとします。
『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(2010年)の<瀬田なつき>監督がメガホンをとり、ミュージシャンの<トクマルシューゴ>(36)が音楽監修を手掛けています。