新型コロナウイルス感染症、国内初の死者
2月
14日
また、女性の親族で東京都の70代男性の個人タクシー運転手も13日、感染が確認されました。1月29日に発熱し、2月6日に医療機関へ入院しています。
和歌山県によりますと、「済生会有田病院」(同県湯浅町)の50代の男性外科医が感染。13日の検査で感染が判明しています。新型コロナウイルスに感染した患者と接触していたかどうかは不明といいます。一般の医療従事者の感染確認は初めてになります。
ほかに同僚の男性外科医と男性患者ら計4人が肺炎を発症しているようで、1人は検査で陰性でしたが、同僚医師ら残り3人は感染が疑われるといいます。和歌山県は感染した男性医師の同僚や家族にも検査を実施。同病院は当面の間、新規の患者の受け入れを中止します。退院する予定の患者もしばらくの間、留め置く方針。潜伏期間などを踏まえ、1月18日~2月13日に通った患者を対象に特別外来を設置して、発熱などの症状がある人に受診を促しています。
千葉県によりますと、20代の会社員男性が感染。10日に肺炎と確認され入院しました。3~10日に3日間出社したといいます。13日の検査で陽性と判明し、現在も中等症で入院しているとか。
現在国内で感染が確認されているのは、クルーズ船218人、クルーズ船の検疫官1人、中国・武漢市からのチャーター機12人(無症状3人を含む)、その他20人で計251人となっています。