脱皮した「ダイオウグソクムシ」亡くなる@鳥羽水族館
12月
11日
死んだ「ダイオウグソクムシ」はメキシコ湾で採集されたオスで、2014年5月末から飼育され、体長約30センチ、体重は約1キロ。10月に後半部のみ脱皮していました。
脱皮の確認は世界で5例しかなく、過去4例はいずれも体の後半部を脱皮後に死んでいます。水族館によりますと、前半部を脱皮すれば世界初とのことでした。
飼育員が10日午前に死んでいるのを見つけています。10月13日に脱皮が確認され、前日まで変わった様子はなかったといいます。
等脚目スナホリムシ科の「ダイオウグソクムシ」はダンゴムシの仲間で海底に沈んだ動物や魚の死骸を食べることから「深海の掃除屋」とも呼ばれています。