フィンランド連立与党第1党の社会民主党は8日、連立政権の一角を担う政党の批判を受けて辞任した<アンティ・ユハニ・リンネ>首相(57)の後任に、<サンナ・マリン>運輸・通信相(34)を選出した。同国史上最年少の首相となります。
<マリン>氏は数日内に就任する予定で、現役首相としては、ウクライナの<オレクシー・ホンチャルク>首相(35)を抜き、世界最年少の国家指導者となる見通しです。
<リンネ>氏は、国内で発生した大規模ストへの対応を巡り、連立政権の一角を占める中央党から批判を受け、3日に辞意を表明し低ました。
<マリーン>氏は記者団に「信頼を取り戻すために取り組むべきことが多くある」と表明。社民党の党首選では、同党の議会グループ議長の<アンティ・リンドマン>氏が僅差の2位となっています。
フィンランドでは3日連続のストが行われており、9日からは一部の大手企業で生産が停止する見通し。フィンランド産業連盟はストにより国内企業の売上高が計5億ユーロ(5億5000万ドル)失われると推計しています。
同国はまた、年末まで欧州連合(EU)の議長国を務めており、EUの新予算編成に向けた取り組みで中心的な役割を果たしています。
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投稿日 2019-12-09 17:22
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2019-12-09 17:40
ワオ!と言っているユーザー