米牛乳メーカー最大手「ディーン・フーズ」破産申請
11月
13日
米国では消費者の朝食シリアル離れや豆乳など代替品人気のあおりを受け、牛乳の消費量が減少しているようです。米ウォルマートなど食品スーパー大手が集客の目玉として低価格のプライベート・ブランド(PB)牛乳の生産・販売に乗り出す動きが相次いだことも、「ディーン」の経営に打撃となりました。
「ディーン」は2019年2月に事業売却を含めた立て直し策の検討に入りましたが、その後、方針を転換。7月にトップに就任したエ<リック・ベリンガース>最高経営責任者(CEO)は破産法の適用申請について契約農家との取引継続など、「最善の策と判断した」と説明しています。