大和ハウス工業<樋口武男>会長代表権を返上
5月
13日
同時に発表した2019年3月期連結決算は、売上高が前期比9.2%増の4兆1435億円、純利益は0.5%増の2374億円といずれも過去最高を更新しています。ホテルや物流施設の受注が堅調だった模様。
樋口会長は、大和ハウス創業者の故<石橋信夫>氏の薫陶を受け経営のかじ取りを担ってきた実力者。マンション分譲のコスモスイニシア買収などの多角化や国際化を推進し、同社を売上高4兆円規模の住宅業界トップ企業に押し上げました。業界団体の住宅生産団体連合会の会長や大阪商工会議所の副会頭など業界団体の要職を歴任するなど、関西経済界の顔としても知られています。